Ein Tagebuch von Berlin

作曲家 人と音楽
2018.09.11 Tuesday (00:41)

作曲家 人と音楽

    ベートーヴェン 最後のヴァイオリンソナタ

 

<日時>11月18日(日)14時〜15時30分

 

<場所>NHK文化センター 西宮ガーデンズ教室

 

<出演>

宮本智子(みやもとさとこ/ピアノとお話)

神戸大学教育学部音楽科卒業、同大学院修了。ピアノを大藤かつ美、中野美子、尾熊志津江、武谷安子の各氏に師事。

日独リーダークライスドイツリート講習会に参加、ベルリン、クロッセン、ヴァイカースハイム、ハンブルクにおける演奏会に出演。

2003年同講習会にて奨学金を授与され2004年ドイツ・ベルリンに留学。ベルリン芸術大学教授サヤリ・ダダス氏のもとでピアノ演奏法、ドイツリート解釈法を学ぶ。

 

立花礼子(たちばなれいこ/ヴァイオリン)

4歳より才能教育研究会にてヴァイオリンを始める。毎日学生音楽コンクール西日本大会高校の部第2位。

兵庫県立西宮高等学校を卒業後、フランス国立リヨン高等音楽院にて学び、1994年同音楽院を卒業。

1995年ヨーロピアンファンデーション・モーツァルトアカデミーに所属、室内楽を中心としたコンサートツアーに参加。

1997年帰国後最初のリサイタルを開催。1998年ギターの溝淵仁啓とDUO BOSMARを結成、20015月に1stCD「デキャラージュ」をリリース。現在京阪神を中心にさまざまな形で演奏活動を行っている。

 

<演奏曲目>

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第10番ト長調 作品96


ブラームス:「F.A.Eソナタ」 より 第3楽章 スケルツォ

シューマン:ヴァイオリンソナタ第1番イ短調 作品105

                                 他

 

 

♪ご縁をいただき NHK文化センター 西宮ガーデンズ教室の講座にて、作曲家の人生と作曲家が生み出した作品の背景を「一つの視点」からお話をし、作品を演奏しお届けします。

2回目の今回はベートーヴェンが有名な「クロイツェル」の9年ののちに作曲した10番目の、そして最後のヴァイオリンソナタに注目します。ベートーヴェンとあとに続くドイツロマン派の作曲家シューマンとブラームスの足跡を追いながら、ヴァイオリニストの立花礼子さんがご一緒くださりお話と演奏をお届けします。

 

日曜日の昼下がり、音楽とお話をお楽しみいただけますように…足をお運びください。

 

 

詳細はこちらをご覧ください。

<NHK文化センター西宮ガーデンズ教室講座案内>

作曲家 人と音楽 〜ベートーヴェン 最後のヴァイオリンソナタ

https://www.nhk-cul.co.jp/pms/program_1144746.html

 

 

♪問い合わせ・お申込み

NHK文化センター西宮ガーデンズ教室 TEL 0797‐69‐3450

 

 

 

 

 

 

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シャンティイー ランチタイムコンサート
2018.09.11 Tuesday (00:40)

神戸・須磨のフレンチレストラン「シャンティイー」でのランチタイムコンサートです。

美味しいお食事、そして音楽をお愉しみください。

 

<日時>1021日(日)

   前半 13時〜1340  後半 14時〜1440

12時よりランチ開始。13時より休憩を挟んだ前半・後半の2ステージをお届けします)

 

<場所>フレンチレストラン「シャンティイー」

   神戸市須磨区多井畑若林129 (奥須磨公園の向かい、すま離宮テニスクラブ隣)

<料金> ミュージックチャージ 1500円

  (ランチお食事代が別途必要になります(ライブランチメニュー1600円〜)) 要予約

 

<出演> 

  立花礼子(たちばなれいこ/ヴァイオリン)

4歳より才能教育研究会にてヴァイオリンを始める。毎日学生音楽コンクール西日本大会高校の部第2位。

兵庫県立西宮高等学校を卒業後、フランス国立リヨン高等音楽院にて学び、1994年同音楽院を卒業。

1995年ヨーロピアンファンデーション・モーツァルトアカデミーに所属、室内楽を中心としたコンサートツアーに参加。
1997年帰国後最初のリサイタルを開催。1998年ギターの溝淵仁啓とDUO BOSMARを結成、20015月に1stCD「デキャラージュ」をリリース。現在京阪神を中心にさまざまな形で演奏活動を行っている。

 

 ♪宮本智子(みやもとさとこ/ピアノ)

神戸大学教育学部音楽科卒業、同大学院修了。ピアノを大藤かつ美、中野美子、尾熊志津江、武谷安子の各氏に師事。日独リーダークライスドイツリート講習会に参加、ベルリン、クロッセン、ヴァイカースハイム、ハンブルクにおける演奏会に出演。2003年同講習会にて奨学金を授与され2004年ドイツ・ベルリンに留学。ベルリン芸術大学教授サヤリ・ダダス氏のもとでピアノ演奏法、ドイツリート解釈法を学ぶ。

 

 

<お問い合わせ先・ご予約>

 フレンチレストラン「シャンティイー」(TEL 0787411016http://chantilly2you.web.fc2.com/ 

   https://www.hotpepper.jp/strJ001048831/(ホットペッパーグルメHP) 

 

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フルート発表会
2018.09.11 Tuesday (00:39)
 

フルーティスト 碩ゆかりさん、山下久美子さんの門下生の皆様ご出演の発表会。伴奏という形でご一緒させていただきます。

皆様の音楽への温かなお気持ちにたくさんのパワーをいただいています。

今年もご一緒できますこと嬉しく心待ちに想っております。

 

 

 

フルーティスト 碩ゆかりさんのブログをご紹介します

 

 

 碩ゆかり〜フルート日記〜  https://ameblo.jp/milk-cherry-muscat/

 

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クラシック・カフェ
2018.06.20 Wednesday (10:29)

日曜日、クラシック・カフェに伺いました。

 

 

 

今回は王子公園にあるCafé P/Sさんにての会。久しぶりにお邪魔できました。この日はハンガリー舞曲をピアノ連弾版、オーケストラ編曲版、ヴァイオリンとピアノのデュオ版も織り交ぜながらいろいろな形で全曲を聴かせていただくという会でした。

 

6年間、82回に渡り続けてらっしゃる会。緩やかな心地よさの中、音楽に浸ることができる幸せと「そうか、こんなことがあったのだなあ」「なるほど」というお話を伺えることも興味深く、音楽の「場所」を作りその場所を育て続けていらっしゃることに心がふるえます。

 

ラベック姉妹、アバドとウィーンフィルの演奏。17番以降はドヴォルザークがオーケストラ版の編曲をしているとのお話、何かドヴォルザークの響きがするような…面白いなあ!最後はジプシーヴァイオリンのCDも心地よく聴かせていただいていました。

これからも素敵な企画が続きます。

 

クラシック・カフェ  classiccafe510.blogspot.com/

 

 

 

ベランダのくちなしの花が咲き始めました。良い香りです。







 

 

地震のこと、雨も心配です。どうか皆様お気を付けてお過ごしください。私も普通の日々の大切さを想いつつ、毎日を大事に過ごしていきたく想います。

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ありがとうございました…!
2018.06.04 Monday (15:54)

昨日はご縁いただきました講座「作曲家 人と音楽」の日でした。雨が続いて心配していましたが、爽やかに晴れてほっと一息。

この日は日差しの明るいお天気の日になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

NHK文化センター西宮ガーデンズ教室にての1日講座として機会をいただきました会、ドイツ・ロマン派の作曲家ロベルト・シューマンとその妻クララの物語と音楽をお届けしました。

 

 

 

明るい日差しが入り、景色が広々と見えるスペースでの講座、初めに30分ほどお時間をいただいてロベルトとクララの物語をお話させていただきました。二人が支え合い過ごした日々、前を向き懸命に生きた日々!

 

 

 

 




そして引き続きコンサートへ。お話を交えながら当日お届けしたプログラム、初めにトロイメライ、そして幻想小曲集 作品12より「夕べに」と「飛翔」を。ピアノ・ソロを3曲お届けしました。

 

 

 



 

 

 

 

そしてロベルト・シューマンのピアノ協奏曲から…ピアノとクラリネットのアンサンブルの部分をお届けしました。クララの名前が刻まれたモチーフが聞こえてきます。今回ゲストのクラリネットの西川香代さんがご一緒くださいました。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

続いてクララ・シューマンの作品。クララが新婚の頃作曲した作品13の歌曲から「私は暗い夢の中にいた」「愛の魔法」の2曲を詩の朗読と共に。今回はクラリネットとピアノでお届けしました。クララの作品の伸びやかな魅力をお届けしたく想いました。

 

 

 

 

その後、プログラムは室内楽のレパートリーへ。初めに「3つのロマンス」より第2曲を。そしてプログラムの最後にロベルトがクラリネットとピアノのために作曲した「幻想小曲集」を全曲、お聴きいただきました。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

当日のお楽しみとさせていただいたコンサートのプログラムは、ロベルトとクララのいろいろな形の音楽をお聴きいただきたくて選んだ作品たちでした。ピアノの響きがソロからアンサンブルへと変わっていく過程を、そしてクラリネットと通い合う音楽をお楽しみいただけましたら心からの幸せです。西川香代さんの柔らかで色彩豊かな美しいクラリネットの響きと共に…

 

 

 

 

そしてロベルトとクララが生きた日々に触れていただきながら音楽を楽しんでいただけましたら…お話が音楽とお聴きくださる方とを結ぶものになりますように。

 

 

 

 

足を運んでくださった皆様がひと時をご一緒くださり、お話と私たちの音楽にじっくり耳を傾けてくださいましたこと、本当に嬉しく幸せと励みをいただきました。

 

 

 

 

アンコールには今度はクラリネットとピアノ、二人一緒のアレンジで「トロイメライ」をお届けし、この日の講座を終えさせていただきました。

 

 

 

 

お心いただきましたお品。大切に楽しませていただきます。ありがとうございます…!

 


 

 

 

 

 











 

 

 

 

 

 

 

いただきましたご縁を大切に温めながら、そして今回いただきましたことを糧に…ひと時をお愉しみいただけますように、またこれからも想いと音楽を磨いていきます。

 

 

 

 

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作曲家 人と音楽
2018.05.30 Wednesday (12:12)

作曲家 人と音楽



 〜シューマンとクララ ともに歩む道 


 

<日時>6月3日(日)14時〜15時30分



<場所>NHK文化センター 西宮ガーデンズ教室



 



<出演> 宮本智子(ピアノとお話)



      ゲスト  西川香代(クラリネット)



(ゲストプロフィール)



西川 香代 Kayo Nishikawa(クラリネット)



京都市立芸術大学音楽学部卒業。第52回バイロイト国際青年芸術祭、第19回アフィニス夏の音楽祭に参加。オーケストラ等の客演他、室内楽にも意欲的に取り組む。



伊丹市立生涯学習センター(ラスタホール)アンサンブル講師、Klarian Quartet、広島クラリネットアンサンブル、くらりねっとカンタービレ、各メンバー。奈良フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。



 



<演奏曲目>R.シューマン:トロイメライ



クラリネットとピアノのための幻想小曲集 作品73  



 ほか



 



♪ご縁をいただき NHK文化センター 西宮ガーデンズ教室の講座にて、作曲家の人生と作曲家が生み出した作品の背景を「一つの視点」からお話をし、作品を演奏しお届けします機会をいただきました。今回はロベルト・シューマンと彼を支え続けた愛妻クララのお話、そしてクラリネットの西川香代さんがご一緒くださりシューマンの音楽をお届けします。


 

「にちようクラシック」 日曜日の昼下がり、音楽とお話をお楽しみいただけますように…足をお運びください。


 

詳細はhttps://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1144746.html をご覧ください。
 



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クララとロベルトの物語6
2018.05.30 Wednesday (12:11)

ロベルトの日々の最後の輝き。それはブラームスとの出会いでした。

 

6年近くを過ごしたドレスデンを去り、ロベルトとクララはデュッセルドルフに移り住みます。小さな街でありながら工業都市として発展しつつあった当時のデュッセルドルフ。ライン川のほとりにある街であることから、風光明媚な自然に恵まれているであろうというという期待とライン川沿いで音楽祭が度々開かれていたということへの期待…音楽の中心にある街ではないけれど、友人からこの街の管弦楽団と合唱団の指揮者の地位をと勧められたこともあって、ロベルトとクララは大都市ドレスデンからの移住を決めたのでした。

 

大作曲家ロベルト・シューマンをデュッセルドルフの音楽家たちは当初尊敬の念を持って迎えます。街を挙げての大歓迎でシューマン一家を迎えたのでした。

大きな期待を持ってデュッセルドルフに移り住んだロベルトとクララ。しかし工業都市として発展しつつあった当時のデュッセルドルフは住宅難で、自然に恵まれた家を期待していたロベルトとクララの思いどおりの環境にはなかなか住まうことはできなかったようです。ようやく見つかった家も眺望がなく日当たりのよくない家でした。けれどここで初めて二人はそれぞれの音楽室を持つことができました…ロベルトとの結婚以来この時までクララは自分が自由に練習できる部屋を持たずにきたのです。

 

そして初めのうちはロベルトを尊敬の念で迎えたデュッセルドルフの管弦楽団と合唱団の人々でしたが、ロベルトの繊細過ぎる性格…人を束ね統率するという能力に欠ける…ということに気づきロベルトに対して失望し始めます。指揮者の座を狙う人物の策略もあり、ロベルトは管弦楽団と合唱団の指揮者の座を事実上辞任せざるおえなくなります。

 

そのような辛い出来事があり、ロベルトの健康状態はますます悪くなる一方であった時期。そのような時にロベルトを頼って一人の若者がロベルトとクララの家を訪ねてきました。その名はヨハネス・ブラームス。独学で作曲を始めていたブラームスはヴァイオリニストのヨアヒムの紹介でロベルトを訪ねデュッセルドルフにやってきたのでした。

 

ブラームスが自分の作品をおずおずとピアノで弾き始めたのを聴き、ロベルトはクララを呼びにやります。二人はブラームスの奏でる作品に聴き入りました。その瞬間に三人の間に生涯にわたる固く結ばれた友情が結ばれたのでした。音楽が結ぶ友情!

 

ロベルトの1つ年上のメンデルスゾーン、同い年のショパンが天に召され、リストは違う道を行き…孤独であったロベルトのもとに自分の後を託す若者が現れたこと。それはロベルトにとっての希望でした。ロベルトは久しぶりに評論を書き、ブラームスを「ベートーヴェンの後継者」として世に紹介します。ロベルトとブラームスの師弟関係は幸せなもの、そしてクララにとってもブラームスとの出会いは生涯代えがたいものになりました。

 

ロベルト、そしてクララ。二人がともに歩んだ道はこの先どうなったのか。運命のように出会い、行く道を二人で乗り越えていったロベルトとクララ。美しい作品たちが残され、それらは今を生きる私たちに大きな幸せをもたらしてくれます。二人の物語と音楽に触れ、お楽しみいただけますひと時になりますように…

6月3日、NHK文化センター 西宮ガーデンズ教室での講座にてお待ちしております。

「にちようくらしっく」是非足をお運びください。

 

 

♪作曲家「人と音楽」〜シューマンとクララ、ともに歩む道

「にちようクラシック」 日曜日の昼下がり、音楽とお話をお楽しみいただけますように…足をお運びください。

詳細はhttps://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1144746.html をご覧ください。

 

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クララとロベルトの物語5
2018.05.28 Monday (15:59)

ライプツィヒとドレスデン。距離近い2つの都市は、それぞれ違った個性を持った街でした。ザクセン州の首都であった大都市ドレスデン。そして商業が盛んで、小さな街であったけれど裕福であったライプツィヒ。ライプツィヒでは特に書籍の出版と印刷業が栄えていたと言われます。市民が力を持ち文化的でもあったライプツィヒと、文化は王室と貴族のものであったドレスデン。市民にはまだ音楽を愛好する土壌がなく、王室や貴族とつながりのないロベルトとクララは当初、ドレスデンの音楽界からは蚊帳の外にいる状況にありました。

 

その中でロベルトはいよいよオーケストラ作品の作曲を本格的に始めます。ライプツィヒ時代に完成させていた1番に引き続き2番の交響曲を、そして「楽園とペリ」という独唱、合唱、管弦楽のための作品を書き上げます。新婚の頃に書いたピアノと管弦楽のための「幻想曲」に第2楽章と第3楽章を加えて「ピアノ協奏曲」として仕上げたのもこの頃でした。友人から引き継いだ男声合唱団の指揮者に就任し、混声合唱団も組織しました。作曲家としての名が少しずつ世に知られるようになっていきます。

 

 

 

 

ドレスデンでの暮らしの間にロベルトとクララは3人の男の子を授かります。結婚生活の中でロベルトとクララは全部で8人の子供たちを授かることになるのです。そのうちの長男であった子は悲しいことに1歳という短い生涯を終えることになります。ロベルトの病状もやはり一進一退で、作曲に集中しすぎると消耗してしまい状態が悪くなるということもあったようです。

 

 

 

クララは家族を支えながら演奏旅行に出かけることも続けていましたが、そのような中でドレスデンでは大事件が起こります。市民の反乱が起こり街の中は戦闘状態、クララはロベルトと子供たちを連れ、ドレスデンから少し離れた街へ避難します。

その時、クララは3人目の男の子を身ごもっていました。ロベルトに憧れていた少女クララは大人の女性へ、そして母へと成長していくのでした。

 

 

 

ロベルトと同時代を生きた作曲家、メンデルスゾーンはこのドレスデンでの反乱の約半年前に、そしてショパンは反乱の約1年半後に亡くなります。特に親しく支えあってきたメンデルスゾーンの死はロベルトにとって大きな痛手となりました。自分たちが引き継いできた音楽をあとへつなげてくれる作曲家…その人を発掘したい、その想いはロベルトの心に使命のように生まれるのでした。

 

 

 

 

 


 

 

 

<ドレスデン、フラウエン教会>

 

 

 

 

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クララとロベルトの物語4
2018.05.28 Monday (15:42)

ロシアへのクララの演奏旅行。鉄道がまだでき始めた当時の演奏旅行は馬車での移動が中心で過酷なものでした。ロベルトが34歳、クララが25歳であった1844年1月にベルリン経由でロシアでの演奏旅行に出発したクララとロベルトは各地を回り5月にようやく戻ります。

演奏旅行中、重い風邪の症状を見せていたシューマン。しかしその症状はその後、生涯に渡りロベルトを苦しませる精神病の兆候でした。

 

 

 

この演奏旅行でクララはピアニストとして大きな成功をおさめます。一方、当時の作曲家が「成功する」にはオーケストラ作品を書き聴衆に受け入れられるということが第1条件でした。クララと結婚したのち、今も傑作として残る歌曲や室内楽曲を生み出していたロベルトでしたが、まだこのころは交響曲などのオーケストラ作品はまだ少数しか作曲していませんでした。子供たちを授かった若い夫婦には収入が少なく、クララが演奏旅行に出ることが家族の収入源として必要になります。

 

 

 

ただ、演奏旅行中は「有名な女性ピアニストとその夫」という評価でロベルトは見られることになります。ロシアにおける文化や音楽、人々…それらはロベルトにとってとても興味深いものであったようなのですが、もともと神経が細やかであったロベルトにとって、旅暮らしと新しいものに出会うあわただしさ、そして「有名なピアニストの夫」としての評価はロベルトを疲れさせ、作曲家としてのロベルトを消耗させるものとなりました。

 

 

 

ロベルトはもともと文学的な素養があり、若いころから雑誌を主宰して評論を行っていました。シューマンが発刊した「音楽新報」はその後も長きにわたって続くのですが、ロシアから戻ったのちにロベルトは主筆の役を去ります。

 

 

温泉療法などを試みるもロベルトの症状は一進一退で、その年の12月にシューマン一家はライプツィヒを去り、ドレスデンへと居を移すことになります。



 

<ドレスデン、ゼンパー歌劇場>

 

 

 

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クララとロベルトの物語3
2018.05.27 Sunday (11:58)

念願かなって結婚をしたロベルトとクララ。二人の新しい暮らしは当初穏やかなものでした。自然を好んでいたロベルトはその中でクララと一緒に散歩をすることを幸せに感じていました。また、書き手を変えながらお互いに思っていることを綴り日記を書いていこうと、ロベルトは結婚式の翌日にクララに提案します。この日記はその後、時折途絶えることはあっても二人によって書き続けられるのでした。

 

二人は音楽を中心に深く結ばれていて、結婚後バッハやベートーヴェンの研究も始めます。その頃すでに優れたピアニストとしての地位を得ていたクララは、当時珍しくベートーヴェンを好んでコンサートのプログラムに入れていました。クララは大変美しい人であり、当時流行していた華やかなサロンでの音楽を「女性であること」を表面に押し出し演奏活動をすることができたかもしれません。しかし、クララ自身は純朴を好み、派手なことを嫌う人でした。父ヴィークからも女性であることに縛られず「本当のピアニスト」として活躍することを期待されていたクララは、少女の頃から年齢にそぐわぬ大人としての解釈で演奏をしていたと言われ、ロベルトもベートーヴェンの音楽の素晴らしさをクララの演奏から知ったほどでした。そのクララの才能はロベルトと一緒にいることでさらに花開くことになります。

 

 

 

 

ロベルトとクララがライプツィヒで共に暮らした時期にはメンデルスゾーンもこの地に暮らしていました。ロベルトとメンデルスゾーンの二人は家族ぐるみで親しく付き合います。その友情は生涯に渡り続くのでした。

 

 

 

 

この頃のメンデルスゾーンはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者であり、ロベルトとクララが結婚してほどなくベルリンの宮廷礼拝堂楽長にも就任します。また自ら設立資金を集めライプツィヒ音楽院を開校し、院長となります。そして作曲とピアノの教授にロベルトを招聘するのでした。

 

 

 

 

新婚の家で暮らした4年の間にロベルトとクララは二人の女の子を授かります。この家にはピアノを弾くことができる部屋が1つしかなく、ロベルトの作曲の邪魔になってはとクララはほとんど自分のための練習ができない暮らしでした。ロベルトとクララの音楽の生活を慕って多くの音楽家が集まってくるこの家で、クララは友人たちをもてなし、子供たちを育て、ロベルトを支え、主婦としても奮闘します。そのような日々の中でクララは北ドイツ、ボヘミア地方、ロシアなどへの演奏旅行も決行します。何とエネルギーに満ちた女性!

 

 

 

 

そのロシアの演奏旅行に同行したロベルトは大きく体調を崩します。この出来事はこの後のクララとロベルトの日々に影を落としていく序曲となるのです。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

♪作曲家「人と音楽」〜シューマンとクララ、ともに歩む道

 

 

 

「にちようクラシック」 日曜日の昼下がり、音楽とお話をお楽しみいただけますように…足をお運びください。

 

 

詳細はhttps://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1144746.html をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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