Ein Tagebuch von Berlin

女の愛と生涯
2015.06.18 Thursday (16:56)
雨の季節が続きます。お天気になっても変わりやすく蒸し暑さを感じることが増えました。
7月の2つのコンサートがだんだん近づいてきました。2つのコンサートはテーマが変わり視点を少し違えたコンサートではありますが、どちらの会でもR.シューマンの「女の愛と生涯」に取り組みお届けします。

全部で8曲の歌曲から成るこの歌曲集は「連作歌曲」というジャンルに含まれます。



連作歌曲(れんさくかきょく、ドイツ語: Liederzyklus, Liederkreis, 英語: song cycle)は、各曲の間で文学的・音楽的な関連性をもって構成された歌曲集のこと。

作品全体を通じて統一的な世界が作り出されているため、歌曲集全体を通して上演されることが想定されている。もちろん実際にはその中から1曲または数曲取り出して演奏されることもある。歌詞は同一の詩人によることが多いが、現代作品では、統一モットーのもとにさまざまな詩人の詩人を集め、曲付けすることも多く行われる。一般的にはクラシック音楽の用語だが、類例はポピュラー音楽にも見受けられる 
(出典:ウィキペディア「連作歌曲」の項より)



R.シューマンの作品「女の愛と生涯」は、シャミッソーという詩人が自分の結婚生活に触発され作った詩にシューマンが作曲しました。この曲が作られた年はシューマンが愛妻クララと念願かなってようやく結婚できた年、1年の間に集中的にシューマンは他にも多くの美しい歌曲たちを作曲したのでした。

ある女性が将来夫となる男性と出会い、恋をし、結婚をして、子供が生まれ、幸せな日々を過ごし、最愛の夫と死によって別れる…そのような「人生」が8つの曲の中で物語られます。
その詩の世界はシャミッソーだけではなくシューマンの世界観であったように思います。詩と音楽がお互いに結びつき想いを通わせていきます。

1つ1つの曲の美しさ、そしてそれらが1つの世界としてつながっていくこと…そのエネルギーはとても強く、緊密なもののように感じその想いはさらに強くなっています。1つの「連作歌曲」に向き合うことは深く、詩を読み楽譜を見るうちに気づくことは果てしなく…美しい言葉、編まれ繋がっていく音。そして今、それを発見していく喜びがあります!

実は「連作歌曲」というキーワードで「女の愛と生涯」とベートーヴェンとは1つのつながりがあります。コンサートの折にはそのようなお話もさせていただきながら、ひととき音楽を近くに愉しんでいただけますようにと想っています。

まず神戸のコンサートではサロンならではのくつろいだ雰囲気の中、音楽の花束のような歌曲の世界をお愉しみいただけますように…音楽を磨き積み重ねていきます。




クチナシの花がその後も咲き続けています。


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紫陽花も色とりどりに咲いていました!雨の季節、楽しみの1つです。


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